2016年 02月 04日
LIXILタイル研修2日目 |
2日目はLIXILのタイル工場見学・ライブミュージアム見学です。
工場見学1件目の㈱アカイタイルはロボットでの作業を止め、作る工程を手作業に変え特注を得意とするタイル工場です。
東京駅丸の内駅舎や東京中央郵便局等の再現が難しいタイルを再現し改修工事を行ったそうです。
上の写真は東京駅丸の内駅舎の実際に再現したタイルと既存のタイルです。
タイルの加工パターンは何種類もあり手作業で緻密に加工を行わなければならない作業だったそうです。
再現タイルの他にも特殊な形状のタイル等はこの工場が担当しているそうです。
続いて訪れたのは由松製陶所です。こちらの工場では還元焼成と言われる工法を得意としています。
還元焼成とは釉薬や素地に含まれる酸化金属の酸素を取り除くことによって呈色させ、焼き物の味わいである色幅を意図的に持たせることができる工法のことです。
還元焼成という工法にあまり馴染みが無かったのですが味わいのあるタイルにとても惹き込まれるものを感じました。
研修最後に訪れたのはLIXILタイルミュージアムです。
LIXILタイルミュージアムでは世界のタイル博物館に行きました。
世界のタイル博物館ではタイル研究家の山本正之さんが収集した山本コレクションという6000点ものタイルが展示されていました。古来のタイルで非常に貴重な物まで展示されていたのでとても見応えがありました。
研修はLIXILタイルミュージアムで終わり常滑駅で解散となります。
少し時間があった為、私達は豊田市美術館に行きました。
豊田市美術館は設計を谷口吉生氏、ランドスケープはピーター・ウォーカー氏が担当しています。
1995年に開館し20周年である昨年2015年にリニューアルオープンした建築です。
夕方に訪れた為、夕焼けに照らされた建築とそれを映し出す水盤の調和が洗練された美しさを表現していました。
内部は撮影禁止とされていた為、撮影する事が出来なかったが計算されつくした構成による緊張感のある空間を体感することが出来ました。
2日目の研修は以上で終わりです。
普段見にいけないタイルの製作工場見学や名建築を見ることができとても充実した2日間となりました。
<引間>
工場見学1件目の㈱アカイタイルはロボットでの作業を止め、作る工程を手作業に変え特注を得意とするタイル工場です。
東京駅丸の内駅舎や東京中央郵便局等の再現が難しいタイルを再現し改修工事を行ったそうです。
上の写真は東京駅丸の内駅舎の実際に再現したタイルと既存のタイルです。
タイルの加工パターンは何種類もあり手作業で緻密に加工を行わなければならない作業だったそうです。
再現タイルの他にも特殊な形状のタイル等はこの工場が担当しているそうです。
続いて訪れたのは由松製陶所です。こちらの工場では還元焼成と言われる工法を得意としています。
還元焼成とは釉薬や素地に含まれる酸化金属の酸素を取り除くことによって呈色させ、焼き物の味わいである色幅を意図的に持たせることができる工法のことです。
還元焼成という工法にあまり馴染みが無かったのですが味わいのあるタイルにとても惹き込まれるものを感じました。
研修最後に訪れたのはLIXILタイルミュージアムです。
LIXILタイルミュージアムでは世界のタイル博物館に行きました。
世界のタイル博物館ではタイル研究家の山本正之さんが収集した山本コレクションという6000点ものタイルが展示されていました。古来のタイルで非常に貴重な物まで展示されていたのでとても見応えがありました。
研修はLIXILタイルミュージアムで終わり常滑駅で解散となります。
少し時間があった為、私達は豊田市美術館に行きました。
豊田市美術館は設計を谷口吉生氏、ランドスケープはピーター・ウォーカー氏が担当しています。
1995年に開館し20周年である昨年2015年にリニューアルオープンした建築です。
夕方に訪れた為、夕焼けに照らされた建築とそれを映し出す水盤の調和が洗練された美しさを表現していました。
内部は撮影禁止とされていた為、撮影する事が出来なかったが計算されつくした構成による緊張感のある空間を体感することが出来ました。
2日目の研修は以上で終わりです。
普段見にいけないタイルの製作工場見学や名建築を見ることができとても充実した2日間となりました。
<引間>
by sekkeiarai
| 2016-02-04 17:20