2010年 10月 28日
内藤廣氏講演会 |
先日、内藤廣氏による社団法人埼玉建築設計監理協会の法人化40周年記念講演「建築に何ができるか」を聞きに行きました。内藤氏は、日本建築学会賞や毎日芸術賞など、数々の賞を受賞されている建築分野のトップランナーです。
内藤氏自身の印象に残る仕事の1つとして、宮崎県日向市駅のプロジェクトを、スライドを交えて説明していただきました。この駅は、世界の優れた鉄道デザインを表彰する、ブルネル賞を受賞したことでも有名です。
建物を通して街を活性化させるため、地元の住民や役所との打合せはもちろん、これから成長してこの街を担っていくであろう、小学生や中学生たちともワークショップを行い、進めていったそうです。内藤氏がすごく楽しそうにこの話をされるので、聞いている僕も思わず微笑んでいました。スライドの最後には、完成後の日向駅に人がたくさん集まっているところを見て、感動している自分がいました。
建築が人と人とを繋いでゆくきっかけとなり、人を変える可能性を秘めている。自分はそれができることを信じて建築をつくっている、とおっしゃっていたのがとても印象的でした。建築を仕事とする、すべての人へのメッセージだったと思います。
普段自分で考えていること以上のことをこの講演で教えていただき、これから設計活動をしていく中で、常にこのような気持ちを持って臨んでいきたいと思いました。
(文:水谷)
内藤氏自身の印象に残る仕事の1つとして、宮崎県日向市駅のプロジェクトを、スライドを交えて説明していただきました。この駅は、世界の優れた鉄道デザインを表彰する、ブルネル賞を受賞したことでも有名です。
建物を通して街を活性化させるため、地元の住民や役所との打合せはもちろん、これから成長してこの街を担っていくであろう、小学生や中学生たちともワークショップを行い、進めていったそうです。内藤氏がすごく楽しそうにこの話をされるので、聞いている僕も思わず微笑んでいました。スライドの最後には、完成後の日向駅に人がたくさん集まっているところを見て、感動している自分がいました。
建築が人と人とを繋いでゆくきっかけとなり、人を変える可能性を秘めている。自分はそれができることを信じて建築をつくっている、とおっしゃっていたのがとても印象的でした。建築を仕事とする、すべての人へのメッセージだったと思います。
普段自分で考えていること以上のことをこの講演で教えていただき、これから設計活動をしていく中で、常にこのような気持ちを持って臨んでいきたいと思いました。
by sekkeiarai
| 2010-10-28 13:06
| 展示会・講習会